Mr.Children
Switch特別編集号 Mr.Children 30th Anniversary Special Issue
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ニューヨークでの撮影の数年後、英語でメールが来ていて普通に迷惑メールかと思って捨てようとしたがメールの中にbjorkの文字を見つけた、ビョーク本人のホームページ制作者からだった。jin ohashiとのセッションの写真をビョーク本人のホームページで使用させて欲しいと言う問い合わせだった。おれの事どうやって調べたんだろと思ったがもちろん、OK!と返した。
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トライブコールドクエストの撮影でニューヨークへ。Qティップの名は綿棒を意味する事を知っていたので、本人に渡してみようと、冗談気分で実は本気の撮影小道具である綿棒を買って持って行った。ニューヨクの街を、あちこちから声援を受け手を軽く振りながら応える若きトライブコールドクエストと歩く、Qティップは撮影中撮られながら、ほぼ携帯で誰かと話をしていた。現場の誰かが電話の相手はマライアキャリーだよと言っていた。英語を一切話せない自分は彼らからするとアジアのカメラをぶらさげた言葉の通じない犬程度の感覚だったかもしれない。しばらく歩きながら撮影していると多分、「これ以上歩かせるんじゃねえアホンダラが!」という感じの激怒したシャウトを中指を立てながら突然Qティップがし始めたので帰路へ。彼らの所属レーベルの建物の前まで戻ってきた最後のタイミングに、Qティップに、「ジャパニーズプレゼント」と言って綿棒を手渡すと、多分、「おめえ言葉は通じねえけどよ、俺のことちゃんとわかってやがったんだな?この犬、シャレが通じるじゃねえか!笑えるぜ!」のような事を叫び、さっきまで一切興味を示さなかった犬と撮影に対してプレゼントした綿棒を一本ずつ取り出して両サイドの耳の穴へ差し込み、片手で顔を隠し綿棒を刺した耳だけ出して、右左両サイドの横顔をカメラに向けて、多分、「知ってっか?俺がQティップだ!」というポーズを嬉しそうに、決めて見せた。その後Qティップは頭の上に綿棒を乗せてはしゃぎながら建物に入って行った。撮影は綿棒を渡した後がクライマックスになった。最初に渡すか最後に渡すか考えたが、最初に渡して激怒されたら終わるので、最後渡しにしたが、最初に渡していたらどんな撮影になっていたのか。それは考えないようにしてる。
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フィオナとの撮影の数ヶ月後、自宅に紙の封筒にセロハンテープで封をした英字のエアメールが届いた。エアメールにセロハンテープの封。。外国人の友達はいないぞと思いながら不審に走り書きの文字を読むと裏に手書きでFiona Appleの文字。フィオナ本人からの手紙だった。開けたが英語なので全く読めなかった。一緒に撮影に行った編集部の友人に翻訳してもらって、便箋一枚にかなりぎっしり書いてある中、あなたの写真から強い感情とユーモアを感じたと言う言葉が残った。
LAでの撮影の日「目のまえのつづき」をフィオナにプレゼントしていてその感想を彼女は手書きで送ってくれたのだった。文の最後に、ユアフレンドフィオナと書いてあった。
それから彼女が来日するたびに、英語さっぱりわからんけど呼び出してくれるようになった。前回の来日はもう5年程前になるだろうか。ケーブルテレビチャンネルでフィオナと自分が二人で東京を写真を撮りながら散歩すると言う内容でスタッフも集合して準備万端の中、諸事情発生で中止に。その時フィオナは帰り際、じん、プレゼント!と言って蝉の抜け殻と黄金虫の死骸が何個も入ってる白くて小さなタッパーを手渡してくれた。彼女は東京の街で何を感じていたんだろう。
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Switch / Rockin’on Japan
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写真集 moi モア
生粋
Number
1999 05 – 2006 12
2007 01 – 2010 08
2010 09 – 2014 03
命、ギガ長ス